「資格がないのに注射や手術を…」 捨て猫愛護団体の代表が刑事告訴されていた 診断なしに未承認の薬を処方
「私を陥れるために仕掛けたこと」
そこで農林水産省の畜水産安全管理課に聞くと、一般論と前置きしたうえで、 「未承認の薬を獣医師が輸入し、飼い主の了解を得て処方すること自体は可能です。しかし、診断なしに販売することはできません」 女性代表はどう答えるか。 「まず、私が猫の手術をしていたとのことですが単に手伝っていただけ。野良猫は暴れるので手術には補助が必要なのです。それに5年以上前のことなので、とっくに時効です。薬については確かに郵送したことがあります。しかし“薬がなければ猫が死ぬ”と頼まれたから送ったまでのこと。しかも、これは訴えた獣医師が私を陥れるために仕掛けたことなんです。まるで囮捜査じゃありませんか」 女性代表は獣医師を名誉毀損で逆に告訴しているとも。 「週刊新潮」2024年4月11日号 掲載
新潮社
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