「アーモンド・ブリーズ」 導入期から拡大ステージへ 新たな需要の創造目指す ブルーダイヤモンド社に聞く
カゴメとライセンス契約を締結した理由は
――カゴメとライセンス契約を締結した理由は。 渡邉 9月以降、新たなパートナーになるカゴメさんは、「トマトの会社から野菜の会社に」を長期ビジョンとして掲げ、品質へのこだわりや商品にバリューを追求していこうとする姿勢、製品作りへの想いなどに関して考えが一致。中でも両社とも農家が身近にある会社であり、畑や契約農家を大切にする企業姿勢や、それぞれが地域の農業を持続させながら、需要を盛り上げていこうとする根っこの部分で考えが一致しました。カゴメさんは植物性素材を活用した商品の拡充による成長戦略の一環と位置付けており、トマトから野菜、およびプラントベース視点で次のステージに向かおうとしており、ちょうどタイムリーな時期でもありました。 ――日本市場への方針は。 渡邉 「アーモンド・ブリーズ」はアーモンドミルクの本家本元であり、品質面でも世界ナンバーワンだと自負しており、日本でも当然、トップを目指しています。極論すると、冷蔵庫を開けたら牛乳の横に常に「アーモンド・ブリーズ」が並んでいるようにしたいです。しかもヴィーガンなど特定の人向けだけではなく、子どもから大人まで老若男女が楽しめる存在になってほしいと思っています。