魚や肉と合わせて食べごたえアップ!新定番じゃがいもおかず3品【Mizukiさんの新しいじゃがいもレシピ】
リーズナブルで食べごたえがあり、食卓にのぼる率も高いのに、意外と「いつものメニュー」から抜け出せないのが、じゃがいもです。そこで、料理研究家のMizukiさんが、じゃがいもの味わいや食感をいかした新しい「定番おかず」を3品考えてくれました! どれも手間いらずでカンタンにできる、Mizukiさん流「BESTじゃがいもおかず」です。 【画像で確認】「じゃがいもチヂミ」もっちり食感に仕上がるヒミツは? ▶教えてくれたのは… Mizukiさん 料理研究家。「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」がコンセプト。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなど、さまざまなジャンルで活躍中。『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。 ■じゃがいもチヂミ 中はもちもち、外はカリッ!ご飯にもお酒にも合う♪ 【材料】(2人分)*1人分482kcal/塩分2.8g ・じゃがいも・・・ 1個(約150g) ・豚バラ薄切り肉・・・ 80g ・にら・・・ 1/2わ ■A └卵 ・・・1個 └小麦粉 ・・・大さじ5 └片栗粉 ・・・大さじ3 └とりガラスープの素・・・ 小さじ1 └水・・・ 大さじ2 ■たれ<混ぜる> └しょうゆ、酢・・・ 各大さじ1と1/2 └白いりごま、砂糖 ・・・各大さじ1/2 └ラー油 ・・・適量 サラダ油 ごま油 【作り方】 1. ボウルにじゃがいもをすりおろし、Aを加えて混ぜ合わせる。 2. にらは4cm長さに、豚肉は3cm幅に切り、1に加えて混ぜる。 3. フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、2を広げて約4分焼く。こんがりと焼き色がついたら上下を返し、時々フライ返しで押さえながら約3分焼く。仕上げに鍋肌からごま油小さじ2を回し入れ、カリッと仕上げる。 4. 食べやすい大きさに切って器に盛り、たれを添える。 Mizuki’s Point すりおろしたじゃがいもの水分も利用して材料を混ぜ、もっちり生地を作る。 ■じゃがいもと鮭のバタポン炒め バターとポン酢でコクと程よい酸味をプラス 【作り方】 じゃがいも、生鮭は一口大に切り、塩、こしょうをふって小麦粉をまぶす。ボウルにじゃがいもを入れ、ラップをかけてレンチンする(600W)。フライパンにサラダ油を熱し、鮭を入れて両面に焼き色がつくまで焼く。じゃがいもを加えて炒め、焼き色がついたらポン酢じょうゆ、バターを加えてからめる。器に盛り、粗びき黒こしょうをふる。 (1人分331kcal/塩分1.3g) ■じゃがいもととり肉のハニーマスタード炒め 甘さと酸味のバランスが絶妙!食欲をそそる味わいに! 【作り方】 じゃがいもは一口大に、さやいんげんは3等分に切る。とりもも肉も一口大に切り、塩、こしょうをふって小麦粉をまぶす。ボウルにじゃがいもを入れ、ラップをかけてレンチンする(600W)。フライパンにオリーブ油を熱し、とり肉を入れて途中上下を返しながら焼く。肉の色が変わったら、じゃがいも、いんげんを加え、炒める。なじんだら粒マスタード、はちみつ、しょうゆ、水を加えてからめる。 (1人分396kcal/塩分2.1g) *はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。 * * * じゃがいもを炒めものに使うときは、あまり細かくしすぎず、2~3cm角くらいに切るほうが、ほっくりした食感が味わえてGOOD! 食べごたえもよりアップします。じゃがいもに軽く焼き色がつくまで炒めると、香ばしく仕上がりますよ。 レシピ考案/ Mizuki 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 ※じゃがいもの芽や緑色に変色した部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれています。調理の際にはこれらの部分を充分に取り除きましょう。 ※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 文=高梨奈々