CL準々決勝レアルVSマンCの大一番迫る アンチェロッティは「分析できるものはすべて分析していく」
スケジュール的にはレアルがやや有利か
31日にアスレティック・ビルバオを撃破したレアル・マドリードは、4月9日にマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグに臨む予定となっている。 レアルの方がスケジュールには余裕があり、マンCの方は3日にアストン・ヴィラ戦、6日にクリスタル・パレス戦を予定していて、CLまでに2試合もある。 スペイン『Managing Madrid』による、レアルの指揮官カルロ・アンチェロッティもスケジュール面でやや有利との見方を示す。もちろんそれが勝敗をどこまで左右するかは分からないが、レアルの方がコンディションを整えやすいか。 今節はビルバオに2-0で勝利したが、代表戦明けということもあって一部主力選手に疲労が見られた。アンチェロッティもそこに言及しており、勝負のレアル戦へ万全のコンディションに仕上げていく考えだ。 「ベリンガムにはいつものフレッシュさがなかった。イングランド代表での激しい2試合をこなしていたから、その影響が少しはあったと思う。激しさが少し欠けていた。シティに勝つためにはチーム全員が可能な限り最高のレベルに達していなければならない」 「日程表も見ている。明らかに、シティはより複雑なスケジュールとなっているね。この点では我々はわずかなアドバンテージを持っているが、試合の結果を決定づけるものではない。私たちは彼らのことをよく知っているし、分析できるものはすべて分析していく。自分たちの戦いに集中しているし、激しいデュエルとなるはずだ」 レアルとマンCの戦いはCL準々決勝の中では最も関心の高いカードと見ていい。1stレグはレアルがホームで戦うことになるが、アドバンテージを活かせるか。
構成/ザ・ワールド編集部