趣里

　ＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」は２９日、最終回を迎えた。ラストは歌手引退を決めたスズ子（趣里）がさよならコンサートを開催、羽鳥善一のピアノで圧巻の「東京ブギウギ」を熱唱する。その一方で、ネットでは、はな湯の謎の伏線が回収されなかったことを指摘する声も上がった。 【写真】歌手・福来スズ子として「さよならコンサート」のステージに立つスズ子 　最終回は、さよならコンサートを行うスズ子のもとに、これまで関わった懐かしい面々が、コンサート会場にかけつける。大阪へ戻った幼なじみのタイ子、アメリカへ行った元付き人の小夜は手紙でスズ子の労をねぎらった。 　スズ子の故郷であるはな湯の面々は、さすがに年をとったからか、会場には来られず、かわりに大きな花を「はな湯常連一同」で贈っていた。 　はな湯といえば、ドラマ前半、幼いスズ子が百日咳にかかり、当時記憶喪失だったゴンベエが何日もかけて季節外れの桃を手に入れてきたエピソードがあった。どこからその桃を手に入れてきたのか？明らかにならないまま、今度はアホのおっちゃんが、病気のツヤのために、やはり１週間かけて桃を入手。そこでもどこで手に入れたかは明らかにならなかった。 　ネットでは、この桃の入手方法と、アホのおっちゃんの素性に注目が集まっていたが、結局最後までわからずじまい。アホのおっちゃんは松下幸之助説も出ていたが…。 　最終回を迎えネットでは「結局ゴンベエさんがどこから桃を出してきたのかわからずじまい　まいっか」「いや、待てよ？結局、アホのおっちゃんは何者だったんだ？」「思い出してみると桃のエピソードが大好きだった」「そういえばアホのおっちゃんが季節外れの桃をどこで入手してきたのかは最後まで謎のままだったな。そもそもアホのおっちゃんの素性自体が謎だもんな」などの声が上がっていた。