「パンッと弾ける音」那覇市高良で火災、民家が全焼 親子2人が病院に搬送 沖縄
20日午後11時55分ごろ、那覇市高良の鉄筋コンクリート造2階建ての民家で「建物から煙が出ている」と近隣住民から119番通報があった。豊見城署や那覇市消防局によると、火災は21日午前2時半ごろ鎮火したが、民家は全焼した。この家に住む70代女性と50代男性の親子が煙を吸うなどして、本島南部の病院に搬送された。熱が原因とみられる隣家窓ガラスやインターホンの焼損はあったが、ほかにけが人はいないという。署は出火場所や原因などについて調べている。 【現場の動画】民家から煙
民家が密集する現場では、数十人の近隣住民らが不安そうに煙の上がる民家を見つめていた。付近で様子を見守っていた50代女性は「現場から約100メートルほど離れた場所まで煙が充満し、近づくと民家2階の中で炎が燃え広がっているのが見えた」と話した。何かが崩れ落ちる音や、「パンッ」と何かが弾けるような音も聞こえたという。
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