震災の教訓次代へ 福島県会津若松市で「3.11」追悼行事
福島県会津地方振興局は10日、会津若松市の県立博物館前広場で「3.11ふくしま追悼復興祈念行事in会津」を催した。市民が東日本大震災の経験や教訓を次代に語り継ぎ、災害への備えを万全にすると改めて誓った。 日中は陸上自衛隊福島駐屯地、会津若松消防署、会津若松署などの協力で災害時に働く車を展示した。ゲーム形式のワークショップも開き、参加者が防災への理解を深めた。 夕方にはキャンドルナイトを繰り広げ、会津大短期大学部の学生や同振興局管内の園児が作ったキャンドルホルダーに明かりをともした。来場者は揺れる光を見つめながら、犠牲者の冥福と地域の復興を祈っていた。