山下健二郎の「山フェス」、岩田剛典、ELLYら三代目JSBメンバーがライブで盛り上げ! 客席には登坂の姿も
ラジオ番組『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』(ニッポン放送、毎週日曜21時40分~)の番組イベント「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2024~SOUND COLLOSEUM~」(以下、山フェス)が2月12日に横浜アリーナで行われ、会場いっぱいの約1万人を喜ばせた。 4年ぶりに横浜アリーナに戻ってきた山フェス。山下が聞きたいライブ、見たいエンターテイメントを届けるイベントで、通算5回目となる今回は“聞きたいライブ”を軸とした音楽フェスだった。 出演したのは同じ三代目 J SOUL BROTHERS(以、三代目JSB)のメンバーでソロアーティストとしても活躍するELLYや岩田剛典、後輩であるBALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVER。山フェスではおなじみとなったクリエイティブユニットのPKCZのメンバー、DJ DARUMAもラインアップに名を連ねた。さらに、RIP SLYMEやPUFFFYもヒット曲を入れ込んだセットリストで楽しませた。 山下が力を入れる恒例のイベント。ハイライトはやはりELLYと岩田剛典のパフォーマンスだった。2人は、体を使った対決企画で会場を沸かせたのちに、それぞれライブを披露。迷勝負が生まれた企画とは全く異なるパフォーマンスで会場を魅了した。 まずは、ELLY/CrazyBoyが登場。「横浜の皆さん、ブチ上がっていきましょう!」と呼びかけると、6人のダンサーとともに「Chi-Ki-Chi-Ki-Haa」「LIKE THAT」をパフォーマンス。センターステージに移動すると四方を観客に囲まれながら「PINK DIAMOND」を披露した。 「LOCO (DT ver.) 」、そして「Ex-GIRLFRIEND / Lovers Again」でしっとりと魅せるとMC。この日が今年最初のライブだといい、「健二郎さんが一生懸命やっているのを見て涙が出そうです……でませんでした(笑)。でもそれぐらいうれしいです」。また三代目JSBのメンバーそれぞれが個々でも精力的に活動していることに触れると「健二郎さんがこういう道を開拓してやっていってること、そして僕がその力に少しでもなれていることをうれしく思います」と話した。 MCの後は「GET IT ON」「it’s you」「NEO TOKYO」とたたみかけ、 「また皆さんと会える日を楽しみにしています。今日はありがとうございました! 愛してるよ、 Love You!」とステージを後にした。 岩田剛典はイベントのラストに登場。ELLYがブラックの衣装でシックかつセクシーに魅せたのに対して、岩田はポップなレッド。客席のあちこちから飛んでくる「岩ちゃーん」の声を浴びながらステージ現れると、8人のダンサーたちとともに「Ready?」でスタート。さらに「Can‘t Get Enough」と続けて、グルーヴ感に満ちたステージでオーディエンスを喜ばせた。 客席のペンライトの色が岩田やダンサーの衣装に合わせるかのように次第に赤へと変わっていくなかで、岩田は「みなさん、ジャンプする元気は残っていますか?」と「Rain Drop」。岩田を先頭に列を作ってセンターステージに向かって歩きだすと花道に赤い傘の花が咲いた。 「知っている人は一緒に歌って!」と「Only One For Me」を披露するとMCタイム。 「横浜アリーナ、楽しんでくれてますか? 改めまして、登坂広臣です!」と笑顔を振りまくと、「……登坂広臣はどこだ……いるのよ!」。スクリーンに客席の登坂の姿が映し出されると、この日、一番の歓声が。岩田は堪らず「ちょっと、俺の時よりも歓声でかいのやめてくれよ(笑)」 山フェスには初出演。スケジュールを抑えられるのが早かったと笑いながら「今日は最高ですね。僕が青春時代から聞いてきたアーティストの皆さんもいて本当に豪華なメンツ…こんななかで僕はヘッドライナーなんですか? 大丈夫そ?」。 さらに3月末にスタートするツアーに触れると「いらっしゃる方いますか? 全員!いま手を挙げた人、顔も全部覚えたから……絶対だからな!」と確認。観客は大喜びだった。 そして「本当は自分のソロツアーで初披露する予定でいた楽曲をやっちゃいます…」と、3月にリリース予定の最新アルバム『ARTLESS』収録の「Just You and Me」を初披露。「応援してくれるみんなと一緒にまた新しい夢を叶えていく、そんな言葉をつづった楽曲」と説明すると、軽快なダンスと歌声で観客を魅了した。 最後の楽曲「BREAK THE LAW」では、ラップでELLY、パフォーマーに山下、さらにラジオ番組でアシスタントを務めている岩谷翔吾(THE RAMPAGE)、澤本夏輝(FANTASTICS)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ)が加わってコラボレーション。それぞれが渾身のソロダンスを披露するシーンもあり、スペシャルなステージに、大きな歓声があがった。