諏訪湖の氷がせり上がる「御神渡り」 「今季は望めない」湖面には高い波 八剣神社の観察は立春で一区切り
割れた氷がせり上がる「御神渡り」は出現するか―。連日観察が行われている諏訪市の諏訪湖畔の4日午前6時半すぎの天気は雪、気温は氷点下1.3度。水温は2.8度で、氷は張らず、強風のため湖面には高い波が立っていた。 【写真】前回2018年に出現した諏訪湖の御神渡り
観察を続ける八剣神社(諏訪市)の 宮坂清宮司は「冬が再び来たかのような寒さだが、木々にはかたいつぼみがふくらみ始めており、春がすぐそこまで来ていると感じる。現状海が明けており、今季はこれ以上(御神渡りを)望むことはできないと思う。」と話していた。観察は立春の4日で一区切りとなる。