「クーポン」や「ポイント」を気にせず過ごす性格でしたが、最近の物価高で弱気になってきました。どのような場面でポイントを活用しているのでしょうか?
物価高が続く中、これまであまり気にせずに過ごしてきたクーポンやポイントに目を向ける人が増えています。生活用品の価格や食費の上昇を受けて、少しでもお得に買い物をしたいと考える人もいるでしょう。 本記事では、物価高により節約に意識を向けるようになった人の割合を紹介するとともに、日常生活でクーポンやポイントを活用してどのように節約していけばよいかを解説します。
物価高により節約に意識を向ける人が増えている
ホットペッパーグルメ外食総研が行った、「物価高で高まる節約志向の実態と外食での節約行動について」のアンケートによると、近年の物価高を受けて節約志向が高まった人の割合は、49.4%と半数近くにのぼりました。 また、外食での節約方法として、クーポンの利用を挙げた人は57.2%、ポイントの取得を挙げた人は54.9%です。多くの人が、外食時にクーポンやポイントを活用して食費を節約したいと考えていることが想像できます。
節約のために身につけたいクーポンの活用方法
節約のためには、自分の生活圏内で利用できるセール情報やクーポンを把握しましょう。地域のスーパーマーケットやオンラインストアのメールニュースレターに登録すると、最新のセール情報やクーポンを手軽に入手できます。また、クーポンサイトや専用アプリを活用し、必要な商品やサービスに関連する割引情報を得ることも大切です。 さらに、買い物のタイミングは週末を狙い、セール情報をもとに購入する商品を事前にリストアップしておきましょう。必要なものが分かっていれば、無駄遣いが減ります。 なお、クーポンには使用期限があるため、期限切れに注意して計画的に利用してください。複数のクーポンが併用できる場合は、積極的に組み合わせてより大きな割り引きを受けられるようにするのがおすすめです。
節約のために身につけたいポイントの活用方法
ポイントを活用して生活費を節約するなら、ポイントの二重取りを意識しましょう。ポイントの二重取りとは、一度の支払いで2種類のポイントを獲得する方法のことです。例えば、ショッピングモールで買い物する際、モールが発行するポイントカードと購入した店舗が発行しているポイントカードを同時に提示すれば、両方のポイントを獲得できます。 また、ポイントカードをうまく活用すれば、二重取りだけではなく三重取りや四重取りも可能です。ポイントカードでポイントを二重取りしたうえにクレジットカードで支払いすればクレジットカードのポイントもつき、三重取りが実現します。 さらに、クレジットカードで電子マネーをチャージして利用すれば、四重取りもできるでしょう。近年、QRコード決済が普及し始めたため、クレジットカードを所有していなくても、ポイントの複数取りがしやすくなっています。 ポイントを効率よく貯めるためには、貯めるポイントの種類を絞ることが大切です。一つの企業や店舗独自のものではなく、Tポイントやdポイントなど複数の店舗で利用できる共通ポイントの活用してみてください。共通ポイントに絞って貯めるようにすれば、ポイントにあわせたクレジットカードを使用できるため、ポイントの複数取りがしやすくなります。