【ヤクルト】高津監督「球威もない、力ない、キレない」初回4失点の小川泰弘を抹消へ
<ヤクルト3-10ヤクルト>◇5日◇神宮 ヤクルトが、今季初の2桁失点で連敗を喫した。先発小川泰弘投手が初回だけで4失点。リズムをつくれず、5回7安打5失点で6月26日西武戦以来の3勝目とはならなかった。 2番手・石山は最初の6回こそ3者凡退に抑えたが、7回に丸に1発を浴びるなど2回を3安打2失点。3番手・清水も岸田に1発を与えるなど、2回5安打3失点と流れを断ち切れなかった。打線も巨人先発戸郷から3点を奪うのが精いっぱいだった。 高津監督は「相手が戸郷なので、厳しいですね、まあ決まったとは言わないですけど、初回で、大きな4点だったと思います」と振り返り、小川について「球威もない、力ない、キレない、そんな感じでしたね」と手厳しかった。今後については出場選手登録を抹消させると明言。「今のままじゃだめですね。あまりこう選手の愚痴とかは言いたくないんですけど、まあ本人が一番分かっていると思う。今のままではキレもない、もちろん力もない、相手が嫌がる球もない、まあ何か変えていかないとね。調整方法なのか、良く分からないですけど、そうやっていろいろ変えていかないと、今のままじゃ厳しいでしょうね」と奮起を求めた。