くふうハヤテを退団した藤岡好明が中南米・ニカラグアで現役続行…ソフトバンク、日本ハム、DeNAで戦った39歳右腕
ウエスタン・リーグのくふうハヤテを今季限りで退団した藤岡好明投手(39)が7日、自身のインスタライブで現役続行と中南米ニカラグアの名門チーム「ボエル」でウィンターリーグに参加することを表明した。ソフトバンク、日本ハム、DeNAで15年間プレーした右腕にとって初の海外挑戦。ニカラグアを選んだ理由を「まず海外挑戦したいという気持ちが元々あった。いろいろなオファーを聞いて、どこで挑戦するか考えた時に、NPB選手が行っていない国(ニカラグア)のオファーに新鮮だな気持ちになったし、好奇心が勝った」ときっぱり。1か月間にわたりウィンターリーグに参加した後も「野球を続けたい。ニカラグアとはじめとした海外の野球を発信していかれれば」と思いを明かした。 藤岡は宮崎日大高からJR九州を経て、2005年の大学・社会人ドラフト3巡目でソフトバンクに入団後13年まで在籍。主に中継ぎとして起用され、日本ハムやDeNAに移籍して、20年オフに戦力外通告を受けた。NPBでは337試合に登板して22勝16敗、1セーブ57ホールド、防御率3・78の成績を残した。 翌年はDeNA2軍投手コーチを務め、22年からKAL火の国でコーチ兼任で現役復帰。独立リーグ2年連続日本一達成に貢献した。くふうハヤテには選手専任で入団も、1季限りで退団した。今季は主に抑えとして登板し、成績は21試合2敗3セーブ、防御率1・37だった。
報知新聞社