ハロウィーンは鳥取砂丘へ 平井知事「騒いでも問題なし」
今年の仮装は砂丘でいかが―。鳥取県の平井伸治知事は4日、鳥取砂丘(鳥取市)で10月にハロウィーンパーティーを開くと発表した。東京・渋谷や新宿では近年、若者らが詰めかけてトラブルになりがち。人の密集する場所が少ない人口最少県の「利点」を生かして「騒いでもそうそう問題にならない」とPRし、自身も得意の仮装で登場する予定だ。 砂丘では10月27日の日中、仮装パレードやプロのカメラマンによる撮影会を企画。鳥取をハロウィーンの新たな聖地にともくろむ。イベントは、こちらも平井氏得意のだじゃれで「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」の英語と鳥取をかけ合わせた「トリック・オア・トットリート」と銘打った。 東京では夜間の路上飲酒禁止の動きが進むものの、砂丘ではアルコールを含め飲食可能。谷口健一広報課長は「ポイ捨ては条例で禁止されているので、ごみは持ち帰って」と呼びかけている。前日の26日には漫画家、故水木しげるさんの古里・境港市でも仮装してのスタンプラリーが開かれる。