“ちょこっと防災” 道路冠水…車の危険 注意すべきこととは?
日テレNEWS NNN
「news every.」では、毎日こつこつすぐできる防災のアイデア「ちょこっと防災」をお伝えしています。27日は「道路冠水 車の危険」について解説します。 ◇ 森圭介キャスター 「急に激しい雨が降り、各地で道路の冠水が相次いでいます。27日、北海道苫小牧市内では、車のタイヤが半分うまるほど道路が冠水していました」 斎藤佑樹キャスター 「道路が川みたいになっていますね」 森キャスター 「こういった浸水・冠水した道路は路面が非常に見えづらくなってしまうので、とにかく入らないということが大前提です。ただ、車で走っていると気がつかない場合もありますよね」 斎藤キャスター 「ワイパーが動くぐらいの雨が降ると視界も悪くなりますから、どのくらい浸水しているのかわからないですよね」 森キャスター 「ここでは平らだけど低いところに行くと一気に冠水するところもあります」
森キャスター 「国土交通省の資料によると、水の深さが車体の底を超えるとマフラーから水が入ってエンジンが止まり、そのあとも動かなくなるおそれもあります。また、ドアの下のあたりまで水が来てしまうと電気装置が損傷して、自動スライドドアやパワーウインドーが動かなくなるおそれもあるということです」 「また、水の深さが車体の底より低くても走る速度が速いと車両が水を巻き上げます。こういった巻き上げた波によって吸気口の部分から水が入ってしまってエンジンが止まってしまうおそれがあるということです」 斎藤キャスター 「僕も車に乗るので、こういうの想像するだけでも不安ですよね」 森キャスター 「冠水しているところにはとにかく近づかないでいただきたいです。ドアの下まで水が来てしまうと中からドアを開けることができなくなります。そういった注意もしていただきたいと思います。まず冠水した場所には入らず、迂回(うかい)などに努めてください。みなさんもすぐできる『ちょこっと防災』意識してみてください」 (8月27日午後5時ごろ放送『news every.』より)
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