「自分らしさ」を貫く司令塔。この男にしか見えない景色が必ずある【モーリスレベロトーナメント U-19日本代表・中島洋太朗(サンフレッチェ広島)】
だが、3点をリードした時間帯に、やや厳しい判定ではあったものの、エリア内でのファウルを取られてPKを献上。失点に絡んでしまったこともあって、試合後の浮かない顔も印象的だった。
雄弁なタイプではないが、軸に携えている意志の強さはプレーを見れば一目瞭然。この男にしか見えない景色が、必ずある。これまでも“自分らしさ”を貫いてきた、U-19日本代表の司令塔。中島洋太朗がプロヴァンスの地でさらなる躍動を見せるチャンスは、まだまだ十分に残されている。
土屋 雅史