【アジアバドミントン選手権】奈良岡功大は準決勝進出。「2時間超えると思ったので、1時間で終わってよかった」(奈良岡功大)
4月12日にアジア選手権(中国・寧波)4日目が開催され、各種目の準々決勝が行なわれた。男子シングルス準々決勝:林俊易(台湾)に2-0で勝利した奈良岡功大のコメントを紹介する。 ――今日は日本勢がすべて敗退。最後の奈良岡選手だけが勝ち残った 日本チームが全員負けてしまったので、自分が勝たないといなくなってしまう。そうならないように、頑張りました。 ――第1ゲームは、スムーズに取れた 相手は、五輪レースで出場権確定がかかっている状態。緊張して動きが硬いと思い、ラリーをして温まる前に、どんどんプッシュにいきました。やっぱり、相手のミスが多くなって、点が取れました。 ――第2ゲームは中盤に一度ペースダウンした 体がきつくて。 ――インターバルから集中力、スピードともに高まった ファイナルゲームになったら無理だと思って。ファイナルにいったら諦めるくらいの気持ちでいきました(笑)。 ――第2ゲームは接戦 危なかったです。マレーシアの試合(23年マレーシアマスターズ)が脳裏に蘇りました(笑)。(ファイナルゲームになったら)2時間超えると思ったので、1時間で終わってよかったです。 ――最後のせめぎ合いは? 相手が攻め気だと思ったので、中途半端なロブを打って、相手が打つタイミングをずらせたかなと思います。 ――明日は2連敗中の相手(李詩灃/中国)と対戦 すごく強い選手。ラリーもできるし、スマッシュも速いし、ヘアピンもうまい。どう崩せるかと言えば、メンタルかなと思う。中国開催でかなりアウェーな状態なので、それが相手のプレッシャーになるようにしたい。自分ができることを精いっぱいやりたいと思います。
取材・写真 平野貴也 構成 バドミントン・マガジン編集部