発射を見ようと町は熱狂!ロケット打ち上げ予定も...無念の延期に「残念」「またチャレンジして子どもに夢を与えてほしい」 新たな打ち上げ予定日は『3月13日』
橋杭岩すぐ近くの道の駅には約20のロケットグッズが並びます。打ち上げ日が近づくと売り上げを伸ばし、いつもより4倍発注した商品もあるんだとか。その道の駅の駐車場は、午前9時すぎにはすでに満車でした。関西以外に川崎や名古屋など遠方からのナンバーが目立ちます。 時間が経つにつれ、本格的なカメラを持ったカメラマンの数も増えてきました。 (カメラを持ってきた人)「(Qどんな構図で撮る?)縦ですね。縦の構図で岩とロケットの煙をセットにしたい。とりあえず成功してほしいなと思います」
打ち上げ時刻まで1時間 人で埋め尽くされた見学場
午前10時。打ち上げまで1時間をきると、見学場は隅から隅まで多くの人で埋め尽くされていました。打ち上げを今か今かと待ちわびています。 そんな中、子どもと一緒に見える場所を探す姉妹の姿が。しかしもう、どこもいっぱいです。 (姉妹)「もうちょっとギリギリでも大丈夫かなと思っていたんですけど、意外と早く皆さん準備されているんだなと思いました。まあまあ朝早く起きたような気もするけど」 (子ども)「(Q何時に起きた?)6時!」 なんとか空いているスペースを発見。無事見ることができそうです。 (姉妹)「どんな感じなんですかね、感動するんですかね?カウントダウンが楽しみです」 カレーまぜそばを提供する高校生たちの店をのぞいてみると、大行列。お客さんが途切れることなく並んでいました。 (客)「おいしいです。並んだかいがありました」 しかし初めての出店。調理には少々手間取っているようで…。 (串本古座高校3年 雑賀和さん)「(目標まで)あと半分ほどです。できるだけ早く回転率を上げて私たちもロケットが見られたらいいなと思います」 午前10時30分。打ち上げ時間が近づくと、発射場にいよいよロケットが登場です。
無念の打ち上げ延期「残念」「延期するのはロケットにつきもの」
そして午前11時。見学場ではカウントダウンが始まり、多くの人がその時を今か今かと固唾をのんで見守ります。 (見に来た人たち)「5、4、3、2、1」 しかし、発射予定時刻になってもロケットの姿は見られません。すると…。 (会場のアナウンス)「いま変更の知らせが入りました。11時17分12秒になったそうです」 急遽、打ち上げ時間が変更となったのです。