小串トマト味わって ご当地グルメ“月一レストラン” 19日、佐世保・白十字パーラーで
長崎県東彼川棚町の特産品「小串トマト」のご当地グルメを提供する“月一レストラン”が19日、佐世保市本島町の白十字パーラーに出店する。来年1月まで毎月1回、計3回の予定。小串トマトをアピールし、川棚への誘客を目指す。 小串トマトは5軒の農家が年間約200トンを出荷している。糖度が高く、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴。川棚町の飲食店や生産者が3年前、任意団体「いろはにとまとプロジェクト」(松隈靖之代表)を立ち上げ、小串トマトを低温濃縮したピューレを開発。グルメやスイーツの通年提供が可能になった。 出店場所は昨年6月に閉店した2階レストラン。白十字パーラーの近藤英三社長(47)は「四ケ町アーケードのにぎわい創出につながれば」と初めて社外に貸し出す。同プロジェクトが出店し、川棚町内3飲食店とピューレを製造する草加家(佐世保市重尾町)が運営する。 メニューはカレー、オムライス、ボロネーゼ、アイス、ジュースなどを用意。川棚町上組郷の飲食店、心笑(ここえ)代表の上野妙美さん(47)は「各店の人気メニューを味わい、川棚にも遊びに来てほしい」と話している。 営業日は19日、12月17日、1月21日。時間は午前11時~午後3時。問い合わせは松隈さん(電0956・56・3852)。