大手銀行3社が最高益 23年4~12月、貸し出し増
三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行5グループの23年4~12月期連結決算が5日、出そろった。企業の資金需要が堅調で、貸し出しによる収益が伸びたほか、円安が追い風となり、三菱UFJや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3社が増益を確保。いずれも4~12月期としては過去最高益となった。 純利益は、三菱UFJが前年同期比約3.8倍の1兆2979億円。三井住友は3.5%増の7928億円。みずほは18.2%増の6423億円となった。 りそなホールディングスは7.8%減の1141億円。三井住友トラスト・ホールディングスは66.2%減の492億円だった。