育成上手!? J1クラブ、アカデミー出身選手の総市場価値ランキング8位。下部組織上がり13人!? 関東屈指の育成名門
明治安田Jリーグの2024シーズンが2月23日に開幕した。J1リーグでアカデミー出身選手の総市場価値が最も高いのはどのクラブなのだろうか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出した最新版のJ1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値は2月27日時点。
●8位:FC東京 監督:ピーター・クラモフスキー 2023リーグ戦成績:11位(12勝7分15敗) アカデミー出身選手の総市場価値:255万ユーロ(約3.57億円) 最高額選手:バングーナガンデ佳史扶(50万ユーロ/約7000万円) 首都・東京を本拠地とするだけに、FC東京には優秀な選手が集まりやすい。U-18チームの下にはU-15チームが2つ(深川、むさし)あり、両チームともに関東1部でプレーする関東屈指の強豪である。これまで渡辺剛や権田修一、橋本拳人などサッカー日本代表戦士も輩出してきた。 現在もトップチームでプレーする選手アカデミー出身者で最も市場価値が高いのは、22歳のバングーナガンデ佳史扶(50万ユーロ/約7000万円)だ。U-15深川出身で、2020年にトップチームへ正式昇格。各年代別のサッカー日本代表にも選ばれており、2023年のキリンチャレンジカップでA代表にも選出された。代表にとっても、FC東京にとっても期待の若手SBだ。 25歳のGK波多野豪も市場価値でバングーナガンデと並びトップタイ。昨季はレンタル移籍先のV・ファーレン長崎で主力として活躍し、今季も開幕戦のセレッソ大阪戦でゴールマウスを守った。今季は、同市場価値でチーム3番目となっている野澤大志ブランドンとの守護神争いにも注目だ。 現在トップチームでプレーするFC東京のアカデミー出身選手の総市場価値は255万ユーロ(約3.57億円)で、その数は13名。人数だけでいうと、J1では2位タイとなっている。
フットボールチャンネル