全英女子への切符は誰の手に!? 宮里藍サントリーレディス2024~全英女子への道~【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
●菊地絵理香 <プロフィール> 穴井詩、申ジエらと同じ2008年80期生。プロ入り後はなかなか勝てない日々が続いたが、プロ8年目の2015年に初優勝を遂げ、昨年のニトリレディスまでの8年間で通算6勝を挙げている。ニトリレディスでは申ジエ、岩井明愛とのプレーオフを制しメンタルの強さを見せた。 <2024年度スタッツ(6月4日時点)> メルセデス・ランキング:23位/フェアウェイキープ率:73.9872%(12位)/年間トップ10回数:11回(18位) <中村のコメント> 先週のヨネックスレディスではパッティングが決めきれず順位こそふるわなかったものの、ショットの精度がとてもよく、フェアウェイキープ率もパーオン率も十分。今週はパットがハマれば上位にくると予想しています。
●竹田麗央 <プロフィール> 櫻井心那、川﨑春花らと同じ2022年94期生。今シーズン既に3勝を挙げ、トップ10回数は13試合中9回。リゾートトラストで世界ランキングが45位にアップしたことで出場できた全米女子オープンでは、初めての海外の試合にもかかわらず堂々と9位フィニッシュ。全英オープンやエビアン選手権出場にも十分チャンスがある勢いのある若手。 <2024年度スタッツ(6月4日時点)> メルセデス・ランキング:1位/ドライビングディスタンス:261.45Y(1位)/平均ストローク数:69.7679(1位) <中村のコメント> もはや注目選手から彼女の名前は外せないでしょう。メルセデス・ランキング、獲得賞金、平均ストローク、トップ10回数、バーディ数など多数のスタッツで1位。9位だった全米女子でも手応えを感じたようで、全米女子プロへの出場意欲も満点。アメリカで更に磨かれたであろう技術に期待です。
●高橋彩華 <プロフィール> 稲見萌寧、河本結らと同じ2018年90期生。2019年に賞金ランキング19位でシードを獲得し、翌年の全米女子オープンで初出場11位。2022年にはフジサンケイレディスクラシックで初日から首位をキープする完全優勝で初優勝を挙げた。 <2024年度スタッツ(6月4日時点)> メルセデス・ランキング:9位/パーセーブ率:88.7566%(3位)/リカバリー率:68.8596%(7位) <中村のコメント> 今シーズンは14試合に出場しトップ10が8回。先週のヨネックスレディスでも優勝争いに絡み2位タイという成績でした。本来、速いグリーンを得意とする彼女ですが、先週は遅いグリーンにもしっかり対応して3日間の平均パット数は29.33。速さの違うグリーンでも十分に対応する技術があること、今週はグリーンコンディションがよくスピードが出ることを踏まえ注目したいです。