RISEの伊藤代表が「MMAなら平本有利。でもYA-MANはそれを全部ひっくり返すリング運を持っている」【RIZIN.45】
RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が12月10日に行われた「RISE174」(東京・後楽園ホール)のリング上で「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で対戦する平本蓮(剛毅會)について「ぶっ殺してくる」とホームのファンに宣言した。 この日の夕方、RIZINが都内でカード発表会見を行い、そこでYA-MANと平本が66.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦することが発表された。会見は公開で行われたのだが、会場には平本ファンが多数駆け付け、YA-MANにとっては完全アウェイの雰囲気。その中で2人は激しい舌戦を繰り広げた。 その後、YA-MANは後楽園ホールに駆け付けるとリング上で「年末、平本とやることになったんで、ぶっ殺してきます。今の格闘技業界って、魔裟斗さん世代の人たちが盛り上げてくれて、今、後楽園ホールでRISEという舞台があったり、K-1という舞台があったり、今の格闘技業界があると思うんですよ。あいつはその人たちを侮辱したんで、あいつは本当にぶっ殺します。絶対に許せないんで。皆さん、期待していてください」と強い言葉で平本戦への決意を述べた。
RISEの伊藤隆代表は2人の対戦が決まったことについて、大会後の総括で「本当に2人は仲が悪い。ガチなんですよ。プロファイターなんでケンカをさせてもしようがないので、ある意味、MMAという何でもありというルールで白黒つけたほうがいいと思うし、ファンのニーズがあるならやるべきだと思う。終わって、ノーサイドになったら素敵かなとは思います」などと語った。 そして勝敗については「MMAではやはり、かなり平本のほうが上だと思う。順当にいったら平本でしょう。でもYA-MANはそれを全部ひっくり返すパワーというか“リング運”を持っている。我々はそのリング運というか、引き込む力というんですかね、それに賭けたいと思う」とMMAのキャリアに一日の長がある平本有利と見つつも、YA-MANの人智を超えたパワーに期待をかけた。