青森県十和田市で行われた「第10回世界流鏑馬選手権」に出場したりんごちゃん

　ものまねタレントのりんごちゃん（年齢非公表）が26日、故郷の青森県十和田市で開かれた「第10回世界流鏑馬選手権」に出場した。 【写真】「第10回世界流鏑馬選手権」に出場したりんごちゃんはカメラ目線でポーズ 　初心者の部にあたる「世界チャレンジ」に出場。馬に乗って約150メートルを走る間に3個の的があり、1走目は1個、2走目は2個に矢が的中。アンコールで行われたラストの3走目に、全的中の「皆中（かいちゅう）」を達成。「もう大興奮！練習では布に向けて矢を放っていたので、発泡スチロールの的がパンと割れる音が初めてで快感でした」と興奮冷めやらぬ様子で汗を拭った。 　「十和田で新たな挑戦をしたい」と、2年半前から練習を開始した。戦時中に陸軍の軍馬補充部があったことで、十和田では流鏑馬が盛んに行われてきた。りんごちゃんは仕事の合間を縫って地元に帰り、「十和田乗馬倶楽部」で特訓を重ねた。「いろんなところにあざができたり、真夏にぶっ倒れたりしたけど、それが全て力になって今日の本番につながった」と充実の表情。同倶楽部の上村鮎子代表は「センスは凄くある。このまま続けていけば面白い選手になると思う」と称賛した。 　「やればやるほどハマっていく。これからも続けていきたい」とりんごちゃん。馬に乗れるようになったことで、時代劇や大河ドラマの出演も熱望。「時代劇を見る時も流鏑馬のシーンでその形を見るようになった。お仕事お待ちしてます」と笑顔でアピールした。 （伊藤　尚平）