佐々木蔵之介 サラリーマン時代にこだわった服装のポイント明かす
俳優の佐々木蔵之介(56)が16日、大阪市内で行われた主演映画「マイホームヒーロー」の公開記念舞台挨拶に登場した。 【写真】写真撮影に応じる佐々木蔵之介 原作の漫画は「ヤングコミック」で連載中で、どこにでもいる普通の父親が娘のDV彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる「命がけの騙し合い」を描いた連続ドラマの劇場版。佐々木は主役の父親・鳥栖哲雄を演じる。 京都出身の佐々木にとって同じ関西の大阪は「もう地元です」。俳優になる前には2年半サラリーマン生活を送った思い出の地だ。その時代は、梅田の阪急東通商店街でよく飲み歩いていたという。「今日東京に帰らないといけないので大阪の夜を過ごせない。ちょっとキツいなと。大阪のお客さんは断然ノリがいいというか、面白がり方が全く違う。物販の売れ行きもいい(笑)。関西はあったかい、優しいですね」と、大阪愛が止まらなかった。 劇中では“ごく普通の父親”を演じる佐々木だが、それも会社員時代のたまもの。「ネクタイの長さにはこだわります。毎朝出勤する時には、いつも気にしていました。夏は駅まで歩くと汗びっしょり。でもだんだん慣れてきて、汗をかかない体になっていく」と、自信の表情で話した。 撮影中のエピソードとして、海辺でのシーンでは強風で、砂が目に入って大変だったという。そこで休憩中に、血まみれの姿のままホテルに戻ったという。「もし誰か入ってきたら、事件だと思われてびっくりされていた」といった秘話も披露し、集まったファンをわかせていた。