アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング11位。外国人2人だけ!? 圧倒的な攻撃力
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが幕をあけた。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月19日時点。
11位:セパハン(イラン) 監督:ジョゼ・モライス 総市場価値:1170万ユーロ(約16億3800万円) 最高額選手:レザ・アサディー(150万ユーロ/約2億1000万円) 11位にランクインしたのはイランの強豪セパハンだ。セパハンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の優勝経験こそ無いが、2007年大会では決勝まで進出した実績を持つ。チームに所属している外国籍選手は2名のみで、主力はイラン人選手たちである。 チーム最高金額の市場価値を持つのも、イラン代表のレザ・アサディー(150万ユーロ/約2億1000万円)だ。昨夏に新加入したアサディーは高さと速さ、強さをあわせ持ったFWで、ここまでリーグ戦14試合で8得点3アシストを記録しており、国内リーグの得点ランキングで2位につけている。 そして注目選手は、2021年8月にポルトガルのサンタ・クララから加入し、2022/23シーズンに13得点をあげてリーグ得点王に輝いたFWシャフリヤール・モガンロウ(90万ユーロ/約1億2600万円)だ。今シーズンも国内リーグ戦9ゴールで得点ランキング首位に立っている。アサディーとモガンロウを抱えるセパハンは高い攻撃力を持ち、ここまで15試合で国内リーグ最多となる33ゴールをあげている。 セパハンは決勝トーナメント初戦でアル・ヒラルと対戦している。ヨーロッパでプレーしたビッグネームを多く抱える相手をホームに迎えた第1戦は、先制点を奪うも1-3の逆転負けという厳しい結果に終わった。第2戦で国内最強の攻撃力を発揮して逆境をはね返すことができるか。
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