【競輪】九州地区プロ ケイリンは伊藤颯馬が初優勝
<27日・熊本競輪場> 【ケイリン】 ①伊藤颯馬(鹿児)初、2分04秒095、上がり11秒322、捲り ②阪本和也(長崎) ③荒井崇博(長崎)
沖縄のスピードスター伊藤颯馬(鹿児島チーム)が真価を発揮した。予選では得意のカマシから早め先頭で押し切ると、決勝では4番手から豪快に捲って連勝Vを決めた。寒さが苦手な伊藤にとって、雨風で気温が低いこの日のコンディションは不利な材料だったが、「ギリギリまで体をしっかりと温めた」と入念にウォームアップ。「(ケイリンなので)単騎だったけど、しっかり勝負しにいって良かった」と2角から仕掛けて、先行の嘉永泰斗らを一気にのみ込む快勝劇だった。 「3位までに入れて全プロに行けて安心。次の別府FⅠも優勝できるように頑張る」。来月1日からの走りにも期待が集まる。