昨年には“解散話”も…ポルカドットスティングレイ雫「また復活して元気に活動できているのは“すごく幸せ”」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、ゲストにロックバンド・ポルカドットスティングレイの雫さん(Vo./Gt.)が登場しました。
◆誕生日にライブを開催!
ダレハナには約1年ぶりの出演となる雫さん。そこで、この1年間の出来事を伺うと、「今年はポルカドットスティングレイの“第二章”を新たにスタートさせていただいた感じで、いろいろメディアに出させていただいたり、新曲もたくさん作ったりで……あまり覚えていないです(苦笑)」と多忙だったことを明かします。 ポルカドットスティングレイは昨年末にスタッフ陣を総入れ替えしたそうで、「それまで少人数体制だったのが、人が増えてたくさんサポートしてもらえる体制になり、今は“元気一杯! すごく多忙!”みたいな(笑)。前は“つらい……でもやらなきゃ”だったのが、“楽しい! いろいろやらなきゃ!”になっています」と語ります。 また、雫さんの誕生日10月15日には、毎年ライブをするのが恒例になっており、今年も東京・Zepp Hanedaでワンマンライブ「ポルカドットスティングレイ ポルフェス85 #教祖爆誕 ワンマン」が開催されました。 また、11月からは4都市を回るライブツアー「ポルカドットスティングレイ 2024 #一巻の終わりツアー」がスタートしますが、現在は生誕ライブのほうに必死で、まだ何も決まっていないそう。そこで雫さんは、「逆に、ウチらにやってほしいことはある(笑)? みんながやってほしいことをやりたいし、それが楽しいんだから!」とリスナーに呼びかけます。
◆歌っていると小恥ずかしい
ポルカドットスティングレイは、7月31日(水)に「JO-DEKI」を配信リリース。雫さんいわく、この曲のテーマは“愚痴”だそうで、「去年、スタッフが変わるまではモヤモヤしていた時期が続いていて、今年ハッピーに仕事ができるようになってから、そのときの愚痴を吐き出した感じです。ここまで自分の気持ちを曲にすることってほとんどなかったというか、ただ“私の気持ちを聞いて!”みたいな楽曲は初めてなので、歌っているとなんだか小恥ずかしい(苦笑)」と振り返ります。 さらには、8月28日(水)に配信リリースした最新曲「アウト」も「JO-DEKI」と同時に作ったとあって、「正直『アウト』も私の愚痴(を並べた)曲で、私は普段から雑な性格なので“言葉遣いが悪い”などと言われてきまして、今回に関しては、そういう言葉の強さに出ているかもしれないなと思います」と分析。 そして、2025年にポルカドットスティングレイが活動10周年を迎えることに触れると「10年!? 大変なことですね……」と雫さん。そこで、れなちが「“続ける”ということが一番大変じゃないですか?」と尋ねると、雫さんは「本当にそうで……昨年、一昨年あたりは我々の仕事が一番しょんぼりだった時期で、正直、回っていなさすぎて“このまま音楽を続けられるのか”“最悪、解散するかも”と音楽を辞めるところまで話がいきまして。そこから今また復活して元気に活動できているのは、すごく幸せなことですね」としみじみ語っていました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」放送より)