来春の秋田知事選に鈴木健太県議が出馬表明、無所属で 現職・佐竹敬久氏は引退の意向
任期満了に伴う来春の秋田県知事選で15日、自民党の鈴木健太県議(49)が同党を離党して無所属で立候補すると表明した。 4期目の佐竹敬久知事(77)は今期限りでの引退を明言している。選挙は来年3月20日告示、4月6日投開票の予定で、出馬表明は鈴木氏が初めて。 大阪府出身の鈴木氏は、京都大卒業後に自衛隊勤務を経て、平成18年に秋田市に移住して司法書士となり、27年県議選で初当選し、現在3期目で副議長。 鈴木氏は「若者流出など現在年間約3千人の県人口の社会減を令和10年に2千人未満にするため、持続可能な県としての産業振興を進める」などと訴えた。 同知事選をめぐっては、ほかに猿田和三副知事(61)などが出馬に意欲を見せている。