川の流れと豊かな緑を望み、絶景にひたるツウのお湯 北海道の「見市温泉旅館」 ニッポン楽旅事典
仕事柄、温泉ツウの方に話を聞く機会が多く、たくさんの温泉に足を運んできました。なかでも特に大好きな北海道の温泉が、札幌から３時間半ほど南西へ車を走らせたところにある「見市（けんいち）温泉旅館」（北海道八雲町）です。１５０年以上続く温泉旅館で、施設の魅力はなんといっても美しい景色を見ながらの湯浴（ゆあ）み。川のすぐそばにある露天風呂で、川の流れる音を感じながら温泉を楽しむことができます。 泉質もツウの折り紙付きで、見るからに「体によさそう！」な赤茶色のにごり湯は鉄分が豊富だとか。川の流れと豊かな緑を望む絶景と、お湯の両方を楽しめる最高のシチュエーションです！ 旅館がある八雲町熊石地区には海沿いの道があり、潮風と景色を満喫できるので、夏のドライブにピッタリ！ 海の眺めを堪能してから見市温泉旅館方面に向かうのも一興です。この夏も絶対に行きたい温泉です。 （「北海道じゃらん」編集長 秋元奈海） 日帰り入浴の営業時間は正午～午後９時（受け付け時間は午後８時半）。入浴料は中学生以上５００円、小学生３００円、小学生未満は無料。
