このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ1の新戦力(9)即戦力になるはずが…。まさかの無得点、昨季まで驚異だった点取り屋
2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J1のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月23日時点『transfermarkt』を参照。
FW:山岸祐也(名古屋グランパス) 生年月日:1993年8月29日(30歳) 前所属クラブ:アビスパ福岡 2024リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト 山岸祐也は、アビスパ福岡で2022、23シーズンと2年続けて2桁得点を達成して、今季からは名古屋グランパスに加入した。本人にとってはキャリアのピークとも言える時期で、名古屋も即戦力として期待して迎えたはずだが、ここまでリーグ戦で得点はない状況だ。 山岸はプレシーズンキャンプで右ひざを痛めて出遅れると、第5節の横浜F・マリノス戦で前半途中に負傷交代。内側側副靱帯の負傷で長期離脱を余儀なくされた。 5月末に復帰した山岸は、まだリーグ戦でのゴールがないものの、YBCルヴァンカップの柏レイソル戦で移籍後初ゴールを挙げた。スタートダッシュは失敗してしまったが、現在はリーグ戦4試合連続出場中で、状態は上がってきているはずだ。 名古屋では、チーム内得点王の永井謙佑がここまでリーグ戦で4得点を挙げており、負傷離脱しているキャスパー・ユンカーが3得点という状況だ。得点源がいないことは確かで、山岸の得点力に期待が集まっている。
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