マドンナ、車椅子の観客を叱責 「座って何してるの?」と発言して謝罪
現在ワールドツアー「Celebration」中のマドンナ。開始時間が大幅に遅れたと観客に訴えられたり、ダンサーが転倒したせいで一緒に彼女も椅子ごと転んでしまったりとさまざまな事件が起きているが、またしてもちょっとしたハプニングがあった。 【写真】最強ディーバ、 マドンナの波乱万丈な半生をプレイバック 事件が起きたのは現地時間3月9日(土)にロサンゼルスのキア・フォーラムで開催された公演。マドンナはパフォーマンス中、観客席に座ったままの人がいるのを発見した。立ち上がって盛り上がるべきだと考えたのか「そこに座って何してるの? なぜ座ってるの?」とマイクで声をかけた。よほど気になったのか、続けてマドンナは観客をよく見ようとステージの端へ。
そこでその観客が車椅子に乗っていることに気がついたマドンナ。すぐに「政治的に不適切な発言だった」と謝罪。「ごめんなさい。来てくれて嬉しい」とフォローしていた。とはいえこの発言をきっかけにファンの間では議論が勃発。ネット上には「そもそもコンサートでは立ち上がらなくてはいけないものなのか」と疑問を呈する人、「車椅子だろうとそうでなかろうと、座って聞いていてもいい」と指摘するファンもいる。 ちなみにこの日のステージにはカイリー・ミノーグがゲストとして登場、ステージを盛り上げた。2人とも長年第一線で活躍しているが、公の場所で共演するのは今回が初。マドンナはカイリーを観客に紹介すると「私たちこそサバイバーだ」とコメントしていた。無事にツアーをサバイブするためにも、発言前には一拍置いて考えた方がいいかも。