元世界1位シャラポワ 殿堂入り「歴史的な功績」 生涯グランドスラムも達成<テニス>
国際テニス殿堂
国際テニス殿堂は24日、女子テニスで元世界ランク1位のM・シャラポワが2025年に殿堂入りすると発表した。 【マリア・シャラポワ 選手詳細情報】 2020年に現役を引退した現在37歳のシャラポワは、キャリアを通して四大大会5勝を含む36個のシングルスタイトルを獲得。シングルスで全ての四大大会を制覇する「生涯グランドスラム」を達成した史上10人の女子選手のうちの1人となっている。 国際テニス殿堂は今回、そのシャラポワが2025年に殿堂入りすると発表した。殿堂入りはジャーナリストや専門家、殿堂入りしているメンバー、そしてファンからの投票によって決定する。 今回、シャラポワと同時に男子テニスのダブルスで元世界ランク1位のB・ブライアン(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)のブライアン兄弟も殿堂入りを果たした。 発表に際し、国際テニス殿堂の会長で元世界ランク1位のK・クレイステルス(ベルギー)は「マリア・シャラポワとボブ、マイク・ブライアンを国際テニス殿堂の2025年度のメンバーとして迎えることができ光栄です。コート上での歴史的な功績に加え、2025年度のメンバーはテニス界に多大な影響を与え、世界中の何世代にもわたるファンにインスピレーションを与えてきました」とコメントした。 シャラポワは殿堂入りしたことにつて「引退後は人生の責任を全うし、次の段階に進むために過去を振り返る機会はほとんどありませんでした。これは素晴らしい評価です。本当にありがとうございます。国際テニス殿堂と投票者の方々に心から感謝しています」と感謝を述べた。 シャラポワとブライアン兄弟の殿堂入りのセレモニーは、来年8月21日から23日の日程で行われる。
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