総合運動施設の交流棟建設工事が急ピッチ 鴨川(千葉県)
鴨川市太尾の同市総合運動施設で、プロスポーツや公式試合での活用も見据えた新施設「(仮称)交流棟」の建設工事が行われている。同市では、5月ごろからの供用開始を目指しているという。 同施設を構成する陸上競技場の入り口東側に、木造一部鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積約1104平方メートルの施設を建設する。工事費は、4億3945万円。 床面積約889平方メートルの1階は、食事や休憩など多目的に利用できる市民ラウンジ、4つのロッカールーム、シャワー室、トレーニングルーム、メディカルルーム、管理室、男女トイレなど。床面積約215平方メートルの2階には、多目的室、会議室、給湯コーナーなどを備える。 工事を請け負う同市東町の株式会社ケイテイエスによると現在、工事の進ちょくは60%ほど。足場が組まれた建設現場では、急ピッチで建設工事が進められている。 同市総合運動施設は、プロ野球の公式戦の開催が可能な野球場、ソフトボール場、床面が人工芝の文化体育館、日本陸上競技連盟第3種公認の陸上競技場、照明施設のある人工芝のサッカー場などからなる、安房唯一の多目的運動施設。 野球場は、プロ野球の北海道日本ハムファイターズや千葉ロッテマリーンズがキャンプで利用した。陸上競技場は、女子サッカー「なでしこリーグ」1部のオルカ鴨川FCのホームになっている。