東京事変・亀田誠治、椎名林檎と出会ったきっかけは1本の電話 「僕の大きな転機」
日テレNEWS NNN
音楽プロデューサーで東京事変のメンバーでもある亀田誠治さん(59)が、『第19回 渡辺晋賞』を受賞。2日に行われた授賞式で、東京事変として一緒に活動し、プロデュースもしている椎名林檎さんとの出会いを明かしました。 【画像】東京事変 2012年に解散後、2020年に"再生" 『渡辺晋賞』は、2005年の芸能事務所・渡辺プロダクション創業50周年を機に、エンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、⼤衆⽂化のさらなる発展向上を⽬的とするプロデューサー賞として創設されました。
■出会いを引き寄せたのは「亀ちゃんの人柄」
亀田さんはこれまで、バンド・東京事変のベーシストとして活動するほか、椎名林檎さんやスピッツ、GLAY、いきものがかり、JUJUさん、平井堅さん、⽯川さゆりさん、FANTASTICS from EXILE TRIBE、アイナ・ジ・エンドさんなど、数多くのアーティストのサウンドをプロデュースし、アレンジを⼿がけてきました。また、企画を立ち上げ実行委員長を務める『日比谷音楽祭』を、日本有数のフリー野外音楽フェスティバルに自ら育て上げた実績も今回大きく評価されました。
授賞式で亀田さんは、東京事変としても一緒に活動する椎名林檎さんの名前を挙げ、「1990年代の終わりに、椎名林檎さんと出会います。ここが僕の大きな転機となりました。当時、レコードメーカーの方から電話がかかってきて、“まだ10代の素晴らしいシンガーソングライターがいる。女の子だ。今までに聞いたことのないメロディーと文語調の歌詞、本人が言っていることを理解するのがみんな大変で、どう導いていいか分からない。亀ちゃんの人柄だったら、そんな彼女に向き合ってくれると思って”と言われて作品を作り始めます」と、その出会いを振り返りました。 その後、椎名林檎さんの楽曲を聴いたアーティストから次々とオファーが来るようになり、音楽プロデューサーとして活躍の場を広げたことも明かし、今回の受賞に大きく影響があったと感謝を述べました。