渋谷アクシュ外観

　渋谷2丁目の再開発で7月8日にオープンを控える大型複合施設「渋谷アクシュ（SHIBUYA AXSH）」（渋谷区渋谷2）で同日から、オープニングイベントが開催される。（シブヤ経済新聞） 　渋谷ヒカリエ2階の貫通通路を表参道側に抜けた先に位置していたビル4棟（旧シオノギ渋谷ビル・旧渋谷アイビスビル、旧渋谷東宝ビル、旧太陽生命渋谷ビル）を一体的に建て替える再開発。敷地面積は約3462平方メートル。地上23階・地下3階で、延べ床面積は約4万4543平方メートル。高さは約120メートル。地階は駐車場、1～4階は15店舗で構成する商業施設で、5～23階はオフィスフロアを整備。「TSUNAGI-BA」を施設コンセプトに、渋谷ヒカリエとつながるデッキや、にぎわいの創出を図る広場も整備する。 　開業日の8日と同月25日には、渋谷ヒカリエ館内でパフォーマンスしていたマーチングバンド「ヒカリエ楽団」が復活し、3人組バンド「トリコロール」のデュオ編成とフィドル奏者の小松大さんが出演を予定。渋谷アクシュ館内各所を練り歩きながら演奏を行う。 　地上3階の階段型の多目的スペース「たまりば」では同31日まで、地図を用いて開発前から現在までの再開発の歩みを江戸時代までさかのぼり紹介するパネル展を展開。8月1日～4日には、トランプ専門店「うそのたばこ店」がプロデュースするボードゲームの紹介・体験、けん玉、マジックのパフォーマンスなども予定する。 　渋谷駅側の広場「SHIBUスポット」には7月10日までキッチンカーが出店。同施設開業を記念し、同エリア（旧・金王町）をイメージして醸造したビール「GOLDEN KING IPA」を限定販売する。同広場では同月17日、渋谷区をホームタウンに活動するプロバスケットボールクラブ「サンロッカーズ渋谷」が縁日イベントを開催。マスコット・サンディーのオリジナルヨーヨー釣り、チームのグッズが当たるくじ、サンディーのグリーティング、チア「サンロッカーガールズ」のパフォーマンスを予定する。 　8月4日まで。