でっかい「ドラえもんじゃカレー」 円周129.3cmの皿にも理由が ミュージアムに誕生の経緯を聞いた
円周約129.3cmのお皿で提供される「ドラえもんじゃカレー」が先日、SNS上で注目を集めました。2~3人でシェアして食べる人も多いという人気メニューについて取材しました。
ドラえもんじゃカレーとは
2011年にオープンした「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。 川崎市多摩区に長年住んでいた藤子・F・不二雄さんの原画などを通じて、作品の世界やメッセージを伝えていく文化施設です。 そんなミュージアム内にあるカフェで提供されているのが、「ドラえもんじゃカレー」(税込み2600円)です。 「ドラえもん」と「もんじゃ」をかけたもので、キャベツや紅ショウガなどもんじゃ焼きの具材を使ったカレーです。 円周約129.3cmのお皿で提供されるため、2~3人前ほどの量があります。 先日、このカレーがSNS上で紹介されると「これは挑戦したい」「食べきる自信はないけど注文したい」と話題になりました。
ミュージアムの担当者に聞きました
「開館10周年の記念に、インパクトのある大きさにこだわって企画しました」と話すのは、ミュージアムの広報担当者です。 開館10周年記念の新メニューとして2021年7月に発売したというドラえもんじゃカレー。 お皿の円周が約129.3cmと特大サイズになっている理由は、ドラえもんの身長129.3cm、体重129.3kg、頭囲やスリーサイズも129.3cmであることにちなんでいるそうです。 メニューに「2~3人前目安です」とある通り、シェアして食べる人が多いそうですが、1人で平らげる人もいるようです。 このメニューを目当てに来館する人も少なくないそうで、「国内外問わず、多くのお客様に見た目、味ともに楽しんでいただけております」とのこと。 「ご来館をきっかけに、カフェメニューだけでなく藤子・F・不二雄先生の直筆のまんが原画などの展示を通して、貴重なまんが体験を楽しんでいただけたらと思います」と話していました。 ◇ ミュージアムは日時指定による事前予約制。チケットを持っていない人がカフェやショップのみ利用することはできませんのでご注意ください。