街の中心地でスキーができるオリンピック・パーク。柔道の教室も人気だ
世界最大の国土面積を有するロシア連邦。その広大さゆえに多くの民族、文化が共存している。モスクワから東へ約1000km、ヨーロッパとアジアの地域を分ける境界線とも言えるウラル山脈の南部に位置する、東西の文化が融合するバシコルトスタン共和国を訪ねた。
首都ウファの街の中心地からすぐのところにあるオリンピック・パークは、レベルに合わせた4つの斜面を持つスキー場がある。ロシアでも都市の中心部にスキーセンターがあるのはウファだけだという。都市にいながら身近なところで郊外のような体験ができるのも、小高い丘に位置するウファの地形ならではかもしれない。 パーク内にはスキー場以外にローラースケート、アスレチック、柔道や合気道、ヨガなどの室内施設、レストランや宿泊施設まで揃っている。特に柔道は人気で、教室などもよく行われているという。(つづく) ※この記事はTHE PAGEの写真家・倉谷清文さんの「フォト・ジャーナル<バシコルトスタンの旅>倉谷清文第13回」の一部を抜粋しました。 (2018年9月撮影・文:倉谷清文)