巨人・高梨雄平、早大の同級生・有原と同日に国内FA権を取得「1日もずれていない…あとでLINEしようかな」
(セ・リーグ、阪神-巨人、6回戦、18日、甲子園)巨人・高梨雄平投手(31)が、出場選手登録日数が7年に達して国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。阪神戦の前に報道陣に対応し、「取れるように産んでもらった両親と、妻。あとは僕は毎日ケアを受けるのでトレーナーさんとか。(前所属の楽天と)2球団でお世話になった関係者のみなさんに本当に感謝です」と語った。 【写真】今季より導入された「先発投手特例(投げ抹消)」の適用で国内FA権を取得したソフトバンク・有原航平 2017年にENEOSからドラフト9位で楽天に入団。2020年7月に巨人へトレードで加入し、昨季まで3年連続で50試合以上に登板した。今季は3試合の登板で1勝0敗、防御率0・00。FA権の行使については「僕はジャイアンツが大好きなので、ジャイアンツがいい評価をしてくれたらそれが一番うれしい。ただ、その権利をちゃんと価値ある形で持っておかないとダメだなと。ちゃんと今年しっかり働きたい」と気合を入れ直した。 楽天時代から仲のいい松井裕樹(現パドレス)から「社会人で入ってきて、まだ全然働ける時期にFA取れる選手はって、なかなかいないから狙ったほうがいい」と激励されていたというだけに、「ドラフト9位で入ってきて、ずっと取りたいなと思っていた」と喜びを隠さなかった。 また、早大の同級生でソフトバンク・有原がくしくもこの日、同じくFA権の資格取得条件を満たした。高梨は「(自分は)社卒で入って、同じ日というのは、なかなかおもろいですよね。1日もずれていないのが。あとでLINEしようかな」と感慨に浸っていた。