験を担いでラニエリ氏に電話!? マレスカ監督率いるチェルシーは開幕戦で強敵シティに挑む
名将にアドバイスを求める
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、ブルーズの指揮官に就任する際、クラウディオ・ラニエリ氏にアドバイスを求めていたことを明かした。 マレスカ監督は昨シーズン、当時イングランド2部に所属していたレスター・シティの監督に就任すると、1年目で見事にチームをプレミアリーグへと導いた。そしてシーズンオフにその実績を買われてチェルシーに引き抜かれ、来る新シーズンはビッグクラブを率いることとなった。 そんな彼は、現地時間金曜日に行われた記者会見で「チェルシーと契約した際、すぐにラニエリ氏に電話した」と語ると、「レスターの監督に就任した際も彼に電話し、あの時は勝ったので、またやろうと思ったんだ」と昨年の逸話を明かした。 ラニエリ氏と言えば、マレスカ監督と同じようにチェルシーとレスターを率いた経験がある監督であり、しかも両クラブで優れた実績を残している。今回、ラニエリ氏のアドバイスを聞き勝利したという昨年の験を担いだことが、新シーズン開幕戦の強敵マンチェスター・シティになんとしても勝利したいという気持ちの表れであることが窺える。 またマレスカ監督は、先日行われたレアル・マドリードとの親善試合の前に恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督にもアドバイスを求めていたことを明かした。 果たして偉大な名将たちの力を借りたマレスカ監督率いる新生チェルシーは、プレミアリーグで最大の強敵を打ち倒すことができるだろうか。注目のチェルシー対マンチェスターシティの開幕戦は、日本時間8月19日0時30分キックオフ予定だ。
構成/ザ・ワールド編集部