シュー・グァンハン、道枝駿佑との忘れがたい共演シーンとは?
印象的なシーンを問われると、シューは「ジミーと幸次の電車での別れのシーンで『バイバイ』と言ったら、道枝さんが本当に帰ってしまったことです。我々はまだ撮影が残っていたのですが、その場面は一緒にドキュメンタリー映画に出演しているような気がしました。忘れがたいです」と振り返る。道枝もそのシーンが自分にとってのラストシーンだったことから、「お別れの気持ちになってさみしかったです」と思い返した。また、幸次の「よく旅は自分探しって言うけど自分は自分だし、一回きりの人生、思い切り楽しみたい」というセリフについて、「言っていてグッときました」と心にしみたことも打ち明けた。
最後のあいさつで、シューは「本日はありがとうございました。素晴らしい日本の俳優・監督と一緒に仕事ができたことは光栄です。僕の役の中には大人の魂が宿っていて、この作品は大人のラブストーリーでもあるので、映画をご覧になったら、その気持ちを持って帰ってください」と呼びかけた。(錦怜那)