「洋服も買わず、人にも会いたくなかった」料理家・SHIORIの人生を変えたダイエット法
短期集中、すぐに結果が目にみえるから続けられた
<ある日の朝食は黒ゴマスムージー> この減量法は流行りのながらダイエットやゆるダイエットとは異なり、食事管理と運動を組み合わせた正攻法。45日間(SHORIさんが昨年体験した際はまだテスト段階だった為もう少し長めだった)が5つのフェーズに区切られており、フェーズごとに食べていいもの、行うべき運動が決まっている。食事は、カロリー制限ではないため、ダイエットで真っ先に頭に浮かぶ"もやし"や"キャベツ"などの食材を意識的に食べて痩せるわけではない。内臓から美しく痩せるために必要な栄養素の高い素材を中心に、効率よく体に吸収させる組み合わせが考えられている。調味料も使える幅が広い。
<ある日の昼食は鶏胸肉とブロッコリーと豆苗のガパオ風> SHIORIさんの場合は、料理レッスンのための試作と試食は必要だったため、その時期は夕飯を調整した。運動も、最初はストレッチから始まり、筋トレ、ウォーキング、ランニングと段階的に体を慣らしていく流れが組まれている。 「きついと思っても、そのプログラムは1週間か2週間で変わります。変化があるから飽きずに頑張れました。さらに目に見えて結果が出るから、それがまたモチベーションにつながりました。私の場合、息子が起きるとストレッチも邪魔されてしまうので、朝早く起きて運動するようにしました。すると気持ちがいいし、痩せマインドになってライフスタイルが変わっていきました。いかに自分のマインドをコンフォートゾーンに持っていくか。そのためには結果を出し、結果を出すためには真面目に取り組むことが大事だと思います」 そして減量成功からもうすぐ1年が経過するが、SHIORIさんはそれまで同様の試作&試食の日々を繰り返しながらも体形をキープしている。 「買い物が楽しくなって、おしゃれをしたくなったし、新しいことを始めたくなりました。自分の人生を取り戻した気分です」
これからダイエットに挑戦する人のために70のレシピを考案
自分の体験を同じように悩む人に伝えたい、サポートをしたいという想いから、SHIORIさんはこのメソッドのレシピを考案することに。 「私が挑戦した時は、食べていい食材と分量の食材リストがあるだけで、食べ方は自分で考える必要がありました。料理のレパートリーが少ない人だと、いつも食材を蒸してポン酢で食べるだけになってしまいがち。それだと飽きてしまって続けるのが難しいと思ったんです。なので、今回は和食、洋食、エスニックなど約70種類のレシピを考案しました。減量中の食事さえもおいしく楽しんでもらえると思います」