「時代は変わった! 飛び込み営業は過去のもの?」マッチング商談会が大盛況 参加企業は“前年比2倍の約440社”―会場びっしり 北海道札幌市
飛び込み営業は過去のもの? 今はマッチング商談会が大人気です。様々な業種の企業が北海道各地から集まり、交流するビジネス商談会が9月6日、札幌市内のホテルで開かれました。 商談会は北海道と第一生命が共同で開催しているもので、参加した企業同士をつなぐビジネスマッチングが目的です。 メイン会場は北海道各地から集まった参加企業の担当者でびっしり。自己紹介のあと、名刺を交換し、自分の会社や商品をPRしていました。
参加企業は去年の2倍! 「飛び込み営業が難しい」
今回の参加企業は約440社。2023年の2倍に増えました。 なぜこれほどまで人気なのか?第一生命の深見裕紀子北海道マーケット推進課長はその理由を「今は飛び込み営業が難しくなった」と説明しています。 コロナ禍などを経て、営業スタイルが大きく変わってきています。 会場には個別の企業13社と直接商談できるブースも設けられました。特にデパートやスーパーなどの流通業界が注目を集めています。 過去には商談会をきっかけに、デパートの催事にパンや水産物を扱う企業が出店できるようになった事例もあります。コロナ禍を経て人と人とのつながりが希薄になった中、ビジネスの世界ではリアルな出会いを重視するマッチング商談会への注目が集まっているようです。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【ペット受け入れる避難所】北海道の市町村 6割が“未整備”…「室内で飼い主とペットが同室」は17自治体―鳴き声や臭いが問題に<胆振東部地震から6年>
- 中国の禁輸措置で行き場を失った”北海道産ホタテ” 販路開拓に活路が見えてきたのに…ホタテ稚貝が「半数以下」の異常事態 海水温上昇に加え「黒潮」の一部が噴火湾に流入か
- 【もうすぐ新米販売】東川町ではブランド米の品質検査を開始 初回は2万トンすべてが“一等米”…小売店では品薄と価格高騰続く 今年は1000~1200円値上がりする見込み 家計に影響ありそう 北海道
- どうなる食卓のサケ―“秋サケ”定置網漁解禁 約1.2トン初水揚げ 初競りでメス1キロあたり1900円 不安な予測も『平成以降最少』下回る?「水温が上昇してきている」海水温上昇でふ化事業に変化も 北海道
- 札幌市の“乳がん検診率は43%”→目標は60% 乳がんの早期発見・早期治療伝える「ピンクリボン運動」―イベントで相談ブース設置