【岡田彰布のそらそうよ】「オープン戦最下位の阪神。ロサリオは不安材料やな。残り試合は勝ちにこだわり、気分よく開幕を迎えてほしいな」
監督時代のオープン戦は三段階方式をとっていた
キャンプの打撃を見て打つと思っていたロサリオが大不振。残りの期間で修正できなければ、阪神の戦いは苦しくなるわ/写真=毛受亮介
早いもので、3月も半ば(これを書いている段階でな)。プロ野球の開幕が迫ってきた。監督として、ホンマ、いろいろと考える時が来た。本番をニラみ、あれやこれや……と思いを巡らせる日々。チームが、いい状態なら思い悩むことは少ないけれど、どうも軌道に乗らない場合、やっぱり悩むわな。 それを明確にするのがオープン戦よ。ここでどういう戦いをするか。いいリハーサルであり、非常に重要な期間と言える。オレの場合といえば、このオープン戦を“三段階方式”で臨んでいたわけ。阪神での5年間、オリックスでの3年間。常に“やり方”は同じだったと思う。 まず2月のキャンプ中に行われるオープン戦。昔はオープン戦といえば・・・
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週刊ベースボール