引退の元世界11位コルネ 全仏OP初戦敗退、杉山愛おさえ歴代最多の四大大会連続出場<女子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日に女子シングルス1回戦が行われ、今大会での引退を表明しておりワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク106位のA・コルネ(フランス)は第7シードのジェン・チンウェン(中国)に2-6, 1-6のストレートで敗れ初戦敗退となり、シングルスで現役最後の試合を終えた。 【動画】最後の全仏OPで涙を流すコルネ 34歳のコルネはキャリアで6つのシングルスタイトルと3つのダブルスタイトルを獲得。2009年には自己最高位となる世界ランク11位に到達した。 また、四大大会では2007年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)から今回の全仏オープンまで69大会連続で女子シングルスの本戦に出場。これは62大会連続で本戦に出場した杉山愛を抑え歴代最多記録となる。 今大会での引退を表明していたコルネはこの日の1回戦で世界ランク8位のジェンと対戦。コルネはジェンに25本のウィナーを決められるなどし6度のブレークを奪われると、試合を通して3ゲームしか獲得することができす、1時間23分で力尽きた。 試合後にコルネの功績を称える映像が会場に流されると、コルネは目に涙を浮かべた。 なお勝利したジェンは2回戦で世界ランク66位のA・クルーガー(アメリカ)と同79位のT・コルパッチ(ドイツ)の勝者と対戦する。
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