頼れる男ウーデゴー

アーセナルの頼れる主将 photo/Getty Images

アーセナルの指揮官ミケル・アルテタはキャプテンであるマルティン・ウーデゴーのキャプテンシーを称賛している。 現在首位リヴァプールを勝ち点差2で追うアーセナル。昨シーズンに続き、プレミアリーグのタイトル争いを繰り広げている。昨シーズンに比べてチームとしての成熟度も上がっており、完成されたチームとなっている。そんななか、アルテタは2022年夏にキャプテンに就任したウーデゴーのリーダーシップスキルが成長していると感じているようだ。 「彼は大きな進歩を遂げた。その存在感、グループの前での振る舞い方、そして彼が定める基準は傑出している。彼をサポートする選手もたくさんいるし、他の選手も彼についていこうとしている。彼は本当に重要な選手だ。我々にはそのバランスと、特定の選手が持つ化学反応が必要だった。なぜなら、それは彼らのトレーニング方法でもあり、我々がそれらのつながりや関係を築く方法でもあるからだ。そしてマルティンは、プレイのすべてをうまくつなげるために存在している」（『Mirror』より） ウーデゴーはピッチ内でチームメイトを鼓舞する姿やチームを引っ張るプレイをよくするが、ピッチ外でもそのリーダーシップを発揮しているようだ。アーセナルには若い選手が多く、ウーデゴーもまだ25歳であるが、キャプテンマークを任されて以降、存在感はどんどん増していっているとアルテタは語った。 デクラン・ライスやカイ・ハフェルツといった選手たちの加入も今シーズンのアーセナルにとっては大きかったが、ゲームを作り、チームの精神的支柱となるのがウーデゴーだ。同選手は華麗なテクニックだけではなく、泥臭く走り回り体を張るプレイも厭わない。 アルテタも全幅の信頼を寄せる成長を続けるキャプテン、ウーデゴーを中心にアーセナルは逆転でのプレミア制覇と初のCL制覇を狙う。