今治銀座商店街に「バレル・コーヒー・ロースタリー」 テイクアウト専門店
コーヒーショップ「BARREL COFFEE ROASTERY(バレル・コーヒー・ロースタリー)」(今治市常磐町)が12月1日、今治銀座商店街のアーケード内にオープンした。(今治経済新聞) 【写真】「BARREL COFFEE ROASTERY」のおしゃれな外観 同店は、今治市北高下にある「Barrel coffee & roasters」の2号店。北高下の店舗ではカフェとして利用ができケーキなどのフードも提供しているが、新店舗はコーヒー豆やコーヒーのテイクアウト販売がメインとなっている。 店主でバリスタの高橋裕司さんは「元々この場所で店をしていた人からの誘いや、新しい焙煎(ばいせん)機の導入など、さまざまな縁が重なってオープンすることになった」とオープンの経緯を話す。高橋さんは2010(平成22)年に松山でカフェを開業し、その後、地元である今治に戻り、北高下で店舗をオープン。自家焙煎のコーヒー豆を用い、エスプレッソやスペシャルティコーヒーの魅力を伝えてきた。店舗営業を行いながらレストランやホテルの技術指導や商品開発も行うなど、コーヒーにまつわるさまざまな事業にも関わっている。 新店舗には常時10種類以上のコーヒー豆を並べ、客の要望などを聞きながら「お薦め」の豆を提案する。「今治には古い喫茶店も多いし、コーヒーも以前より手軽に飲めるようになったが、まだまだ『マニアックだ』と感じる人が多いのも事実。街なかで店を構えて、コーヒーのいろいろな味わいを身近に知ってもらうきっかけになれば」と高橋さん。「近所に住む人から、通勤途中のサラリーマン、海外からの観光客まで、さまざまな人が立ち寄ってくれている」という。 今後は店内に大きな焙煎機を入れるほか、2階部分も展開予定。「コーヒーが生活の中に溶け込む場となるよう、いろいろ企画していきたい」と意気込みを見せる。 営業時間は8時~18時。水曜定休(その他、臨時休業あり)。
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