東北地方で1番「面積が小さい県」はどこなのか 全体の4割が知っていた
日本全体の約2割となる7万4000平方キロメートルの面積を誇る東北地方。面積が大きい県ばかりですが、その中で1番面積が小さい県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】都道府県別面積の順位を見る 今回アンケートを取ったところ、全体の4割が知っているということが分かりました。 記事後半では、東北地方で1番面積が小さい県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
東北地方で1番面積が小さい県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「宮城県」「青森県」「山形県」「秋田県」の4択のうち、「東北地方で1番面積が小さい県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の40%が宮城県と回答。 次に多かったのが28%の青森県。そして22%の山形県、10%の秋田県という順番になりました。 4県の人口は宮城県・約226万4000人、青森県・約118万4000人、山形県・約102万6000人、秋田県・91万4000人となっています(2023年10月1日時点)。
東北地方の面積を比較してみると…
国土地理院が公表している「都道府県別面積の順位」によると、東北地方で1番面積が小さい県は宮城県でした。気になる面積は7285平方キロメートル(参考値)で、全国で16番目の大きさとなっています。 次に小さいのは、山形県の9323平方キロメートル(参考値)。青森県の9644平方キロメートル、秋田県の1万1636平方キロメートルでした。 東北地方で1番面積が大きいのは、岩手県で1万5278平方キロメートルで全国2番目の大きさを誇ります。ちなみに、北海道の面積は8万3457平方キロメートルなので、東北地方(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)と比較しても、北海道の方が広いのです。
宮城県の県内総生産は9兆6496億円
ここからは、東北地方で1番面積が小さい宮城県について紹介します。 東北地方の東南部に位置する宮城県。西は秋田県、山形県、南は福島県、北は岩手県に接しています。西部には1500メートル以上の標高を誇る奥羽山脈。東北部には北上高地、南部には阿武隈高地が広がります。 1番大きい都市は、人口約106万人の仙台市。人口10万人以上の都市は、石巻市(約13万人)、大崎市(約12万人)となっています(2024年7月末時点)。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目・9兆6496億円。県民所得は6兆5619億円、1人当たりの県民所得は296万5000円でした。 ●調査概要 ・調査日:2024年9月24日 ・調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」 ・国土地理院「都道府県別面積の順位」 ・宮城県「宮城県の概要」 ・宮城県「住民基本台帳人口及び世帯数(月報)」 ・宮城県「令和3年度宮城県民経済計算の概要」
小野田 裕太