久保建英、ソシエダと契約延長した理由を語る「数ある理由の一つとしては…」
ソシエダは12日、日本代表MF久保建英との契約を29年まで延長したことを発表した。 【動画】29年まで契約延長した久保建英がコメント 22-23シーズンにR・マドリーからソシエダに完全移籍で加入した久保は、シーズンを通して主軸としてプレーして35試合9得点を記録。クラブの10シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場に貢献した。 2年目を迎えた今季はラ・リーガで18試合6得点3アシストを記録。9月には日本人初の月間最優秀選手賞を受賞するなど、より存在感を高めている。マンチェスター・Cやマンチェスター・U、リバプールとプレミアリーグ勢が関心を示し、R・マドリーが買い戻す可能性を現地メディアが報じるなど、ビッグクラブから注目を集めていたが、ソシエダと契約を延長することとなった。 クラブの日本語公式X(@RealSociedad_JP)では、久保が契約書にサインをする模様の動画を公開するとともに、本人のコメントを届けている。 「レアル・ソシエダという非常に大きなクラブと契約延長できて非常に嬉しく思いますし、これに慢心することなく、しっかりプレーヤーとして成長できるように頑張りたいと思います」と伝えた久保は、「まだ契約年数が残っている中での契約更新ですけど、数ある理由の一つとしては選手だったり、監督だったり、あとはチームスタッフの皆、応援してくれているファン・サポーターの皆とのフィーリングがすごい良かったというところが決め手になりました」と契約延長の理由の一つを挙げた。 「レアル・ソシエダというクラブが今、成長期にあるということは僕も理解しているし、それと一緒に僕も成長していきたいという思いがあります」 14日には欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦が開催され、ソシエダはパリSGのホームに乗り込む。「今週、まず月曜日に僕の契約延長というニュースが出てきましたが、今週の一番のビッグニュースは僕たちがパリのホームで勝ったというニュースを届けられたらいいなと思っているので、そのためにまずは全力で良い準備をしたいと思います」と意気込みを語った。