5人のパパ&幼稚園の先生・つるの剛士にお悩み相談!「子どもと触れ合う時間が少なくて心配」長さより密度重視の子育て
子どもと過ごす時間の長さより密度が大切だと思います
子どもって、どんなに小さくても「パパやママは一生懸命仕事をしていて忙しいんだ」ということを理解しているものです。だから、ほんの少しの時間でも向き合ってくれて、気持ちが自分に向けられていると感じることができれば、十分“幸せで楽しい”記憶として残るものだと思います。別に特別なことをしたり、“お出かけ”をしなくちゃと無理をしたりする必要なんてないと思います。 逆に、長時間同じ部屋で過ごしていても、スマホ片手に気持ち半分で子どもの相手をしていたのでは、なんの記憶にも残らないと思うんです。「量より質」です! 仕事を持っているママたちも、保育園から帰ってきた後は、夕飯、お風呂、寝かしつけ……と、バタバタとしていて“丁寧な子育て”ができていないんじゃないかと、不安になるといいますよね。我が家も上4人の子どもたちが小さい頃は、ドタバタの毎日で、今思い返してもほとんど記憶がないくらい。お世辞にも“丁寧な子育て”なんてできていませんでした。でも、そんなの普通ですよね。心配することなんてありません! バタバタしている時間だって、子どもと関わって、子どものために使っている大切な時間だと誇っていいと思います。
PROFILE つるの剛士(つるの たけし)
1975年生まれ。福岡県出身。神奈川県藤沢市在住。1997年「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を好演。2008にはバラエティ番組「クイズヘキサゴン」でユニット“羞恥心”を結成しブレイク。以降、音楽活動やタレントとしてマルチに活躍中。私生活では2男3女の父親。2022年には短期大学を卒業し、幼稚園教諭二種免許、保育士資格を取得。現在は大学のこども心理学部に在籍。将棋、釣り、サーフィン等特技と趣味も幅広い。