ドラマや映画で大注目の若手俳優・畑芽育「自分へのご褒美は冷たいデザート」
10月6(日)夜10時30分スタートの日テレ系日曜ドラマ『若草物語 -恋する姉妹と恋せぬ私-』で、四姉妹の四女・町田芽役を演じる畑芽育。12月6日公開の映画『うちの弟どもがすみません』では、五人姉弟の長女・成田糸を務め、本作が映画初主演となる。若手俳優として注目を集めている彼女が考える「ヒロイン像」に、ニュースクランチが迫る。 【フォトギャラリー】ヒロインの解き方<畑芽育>インタビュー編(撮影:古水良) ◇ドラマ『若草物語』の四女役は“素”の自分に近い 都内スタジオの一室でおこなわれた今回の取材。インタビュー前に撮影をしたのだが、そこで感じたものは畑芽育から発せられる“存在感”。そんな彼女に、まずはヒロイン像を聞いた。 「“憧れの人”でしょうか。夢のような、目標のようなイメージがヒロインにはあります。パッと頭に浮かんだのは、堀北真希さん。テレビっ子でドラマを見るのが大好きだったのですが、『花ざかりの君たちへ』に出演していた堀北さんが、あまりにも可愛くて、小学生ながら衝撃を受けたのを覚えています。 キラキラとした作品のなかで、他の方とは違った光を放っている……照明を当てられずとも自ら発光しているようなオーラのある方で、強く印象に残りました」 テレビドラマや映画など、数多くの作品に出演している畑。10月に始まる日テレ系日曜ドラマ『若草物語 -恋する姉妹と恋せぬ私-』では四姉妹の四女・町田芽役を演じる。彼女自身も末っ子とのことだが、役作りはどうだったのであろうか。 「台本を見て、“自分とすごく近いな”と思う部分がたくさんありました。自由奔放なところ、お姉ちゃんたちを見て育ってきたから、“怒られないためにはこうすればいいんだな”といった、したたかな世渡りをしているところなど(笑)。 芽はハツラツとしていて、シャキシャキしているキャラクター。私はそれが愛らしいなと思っています。末っ子という共通点もあるので、素でのびのびと演じられていると思います。 仁村紗和さん(長女・恵)、堀田真由さん(次女・涼)、長濱ねるさん(三女・衿)。皆さん、とってもステキで穏やか。本当の姉妹のような空気感で一緒にいて過ごしやすいし、取り繕う必要がないです。仁村さんと私がちょっとふざけて、真由さんとねるさんが優しく突っ込んでくれるという感じです(笑)」 12月6日公開予定の映画『うちの弟どもがすみません』では、打って変わって5人姉弟の長女という役どころ。 「そう考えると振り幅がすごいなと感じました。最近、ずっと姉妹役や姉弟役をやっていますね(笑)。糸ちゃんは、いきなり弟ができて長女になるという役どころなんですが、戸惑いながらもひたむきに頑張るというところを、お芝居で感じてもらえるよう意識しました。 ありがたいことに映画初主演作なので、特に思い入れのある作品です。公開されて、皆さんに見ていただくのが楽しみです!」 ◇どんな役柄でも挑戦してみたい ドラマに映画と大忙しの毎日を送っている彼女に、マイブームを聞いた。 「最近はアイスにハマっています。恵比寿にある『ジャパニーズアイス櫻花』さんのアイスが大好きで! この前もお友達のおうちで一緒に食べました。アイスをはじめ、自分へのご褒美で買うのは冷たいデザートが多いです。自分で作るっていうのは少しハードルが高くてできてないんですけど(笑)。 以前、『パティスリーMON』というドラマで、パティシエの役をやらせていただいたんです。そのときに培った力を自分の趣味にできたら楽しいかなと思います。いずれデザート作りにも挑戦したいです!」 最後に、これからどんなヒロインになっていきたいかを聞いた。 「型にはまりたくない、でしょうか。ステンレスよりシリコンでありたい。自分のお仕事のスタンスに近い部分もあるのですが、台本を読み込んでいくというよりは、現場の雰囲気、セットや装飾品、共演者の方々からいただくものを見て、柔軟にお芝居を変えていきたいです。 “こういう役しかやりません”というのではなくて、ひたむきに頑張る役から、意地悪なヒール役まで、どんな役柄でも挑戦してみたいと思っています。キャスティングしてくださった方、見てくださる方の興味をそそるようなヒロインになりたいです」 22歳の若さで別格の存在感を放つ畑芽育。次はどんな役の彼女に出会えるだろうか。
NewsCrunch編集部